ALC121 焼鉄色 BURNT IRON (メタリックカラー)●金属色をリアルに表現する 吹き付け塗料専用のラッカー系塗料です。ハンドピースでの吹き付け塗料用に最適な濃度に調合されているので 開封後そのまま使用できます。取り扱いは通常のラッカー系塗料の溶剤でOK。常温で30分程度の速乾性なので作業性も良好。
■ 商品説明
【使用方法】 アルクラッドカラーは大別するとメタリックカラー(金属色を豊かに表現)、シャインメタリックカラー(メッキのような光沢感)、 プリズマティックカラー(視点によって色味が変化)の3種類に分けられます。 それぞれ使用方法が異なりますのでご注意ください。 【下地処理】 下塗りとして、模型用サフェーサーを塗布してください。その後、表面を1000番から1500番程度のサンドペーパーで水研ぎし、表面をなるべく平滑にしてください。(全種共通) 【メタリックカラー】 ハンドピース塗装用に希釈してありますので、そのままご使用ください。圧力調整が可能な場合は、0.08Mpa~0.1Mpa(0.8~1.0kgf/cm2)(メーカー推奨値)で2度塗りすると適正に塗装できます。 乾燥後はマスキング、デカール軟化剤の使用も問題なくできます。 また重ね塗りやコンパウンドがけも通常のラッカー系塗料同様可能です。 塗装後のクリアーコートは可能ですが、メタリックカラー本来の色味が失われてしまう恐れがあります。 また、クリアーカラーの性質(ラッカー、水性、エナメルなど)によっても効果が異なりますので、あらかじめ不要パーツなどでテストをおこなってからにしてください。 【シャインメタリックカラー 】 下地処理が済んだ後、グロスブラックベースを下地色として塗装してください。このとき、下地塗装表面が平滑であればあるほどシャインメタリックカラー塗装後の光沢感が増します。 塗料はハンドピース塗装用に希釈してありますので、そのままご使用ください。圧力調整が可能な場合は、0.08Mpa~0.1Mpa(0.8~1.0kgf/cm2)(メーカー推奨値)で2度塗りすると適正に塗装できます。 なお、シャインメタリックカラー塗装後のデカール軟化剤の使用、エナメル系塗料でのスミ入れは塗装面を侵しますので注意してください。 塗装後のクリアーコートは、シャインメタリックカラーの色味が失われてしまうのでお勧めしません。 またむやみに触れたりマスキングテープを貼ったりすると表面が変化してしてしまいますのでご注意ください。
■ 商品仕様
製品名 | ALC121 焼鉄色 BURNT IRON (メタリックカラー) |
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1. 筆塗りはできません。アルクラッドIIの特性を活かすにはハンドピース使用の吹きつけ塗装が最適です。また吹きつけ時には低圧で塗装したほうが効果があります。 2. アルクラッド同士の混色の場合、レギュラーカラー同士であれば混色可能です。レギュラーカラーとシャインメタリックカラーでは塗料の性質が違いますので混色できません。またシャインメタリックカラー同士の混色はあまり効果がありません。 またGSIクレオスの Mr.カラーとの混色は可能です。その他エナメル系や水性塗料との混色もテストの結果は問題ありませんでしたが、乾燥が遅くなるので実用には向かないでしょう。 3. 模型店で販売している模型用のハンドピースならば問題ありません。塗料の粒子が非常に細かいので口径が0.2mmの細いものでも大丈夫です。 またコンプレッサーは圧力調整機能があれば、よりデリケートに吹きつけ具合をコントロールできるでしょう。 4. 溶剤が強いのでプラスチック以外にも利用可能です。テストの結果ではポリカーボネイト、PVC、ペット樹脂、アクリルに直接塗装しましたが食いつきは良好です。